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白い朝



僕の目の前には、空も地上も無い一面純白の世界。顔は冷たいと言うより針を射した様に痛い。太陽が見えた。もうだいぶ高い位置にあるが陽射しはない。まるで月を見ているようだ。静寂の中、目前の光景は目まぐるしく変化していった。太陽の前を雲だか霧だかが駆け抜けてゆく。霧が去って行く。朝のわずかな時の中で繰り広げられるドラマ。僕の故郷では、けして見れない風景。



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MINOLTA DIMAGE 7

2002/1/20
撮影地 山形県大蔵村周辺


HOEME